上伊那地方全8市町村それぞれの銘が付けられた芋焼酎「伊那八峰」の試飲会が15日夜、伊那市の上伊那農協本所であった。上伊那独自の個性ある芋焼酎を造ろうと各市町村ごとに栽培されたサツマイモを使い、発売3年目。生産者や酒店関係者ら約60人が仕上がり具合を確認した。
試飲会は、伊那八峰を小売りする上伊那の計96店でつくる「伊那八峰の会」などが企画。焼酎は、喜久水酒造(飯田市)が蒸留している。
同会の池上明会長(52)=飯島町=は「畑が芋になじんできたためか、今年は実のしっかりした芋ができた。そのためなのか香りがしっかりした感じがする」と満足そう。農協などによると、今年は上伊那地方全体で計約6・6ヘクタールに作付けし、前年比47%増の約135トンを収穫した。
伊那八峰は、合併で新伊那市が誕生し、上伊那が8市町村となったことを機に池上さんが中心になって企画。芋の生産が各地に広がった。飯島町の芋生産グループの小林弘昌さん(66)は「熟成すればもっと味が深くなる。数年後の楽しみにも、とっておきたい」と笑顔で試飲していた。
銘柄は伊那市が「坐々無志(ざざむし)」、駒ケ根市が「しまだ娘」など。8市町村の8種に加え、芋の生産量が多い箕輪町産が2銘柄、伊那市産は権兵衛トンネル開通記念銘柄を含め2銘柄あるため、全10銘柄。来年2月には、ブレンドした銘柄を「伊那八峰」として新発売する。
(提供:信濃毎日新聞)





















