パリで11月22、23日開いた国際柔道連盟主催の第1回形ワールドカップ「投(なげ)の形」で、上田市材木町、柔道整復師内山貴之さん(37)、同市上野、准看護師松井孝文さん(29)組が準優勝し、16日、同市体育協会から栄光賞が贈られた。18日には市の特別表彰も受ける。
柔道の形競技は、技をかける「取り」と、技を受ける「受け」の2人1組で、美しさと正確さを競う。「投の形」には背負い投げ、肩ぐるま、ともえ投げなど15の技があり、左右両方の組み手で行う。形には他に「固(かため)の形」、「極(きめ)の形」などもあって計7種類。内山さんによると、技をかける一連の動作には意味があり、「崩し」「作り」「掛け」の3つの動作がうまくいくと自然に相手を投げることができ、そのことを「理合(りあい)」と表現するという。
今回、「投の形」には18カ国が出場し、優勝はルーマニア。内山さんは「ルーマニアの選手を見ていると、よく練習してきていることが分かった」と、形競技が国際化し、外国選手の研究熱心さに驚いたという。松井さんは「悔しいが、まだまだ勉強が足りなかった。優勝を求めるのではなく、柔道本来の理合を追求していけば必ず評価される」と話していた。
2人は10月の全日本柔道形競技大会で優勝した。同市材木町の柔道場「開示塾」で、内山さんはヘッドコーチ、松井さんがコーチとして子どもらを指導している。
(提供:信濃毎日新聞)





















