国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されている東御市本海野の旧北国街道の宿場町「海野宿」で23日、「海野宿ふれあい祭り」(実行委員会主催)が開かれた。江戸時代の街並みを残す趣ある通りで、裃(かみしも)姿で十手や刀を手にした武士、尺八を吹く虚無僧、旅姿の娘などに扮(ふん)した市民有志ら約70人の「時代仮装行列」があり、観光客や写真ファンを楽しませた。
海野宿は、1625(寛永2)年に開設。約650メートル間に、1階より2階が張り出した「出桁(でげた)造り」の旅籠(はたご)、かやぶき屋根といった江戸時代の建物と、明治-大正時代の蚕室造りの建物計約100棟が軒を連ねている。
祭りは18回目。実行委によると、一般民家が自宅縁側を開放して休憩所を設けたり、「くるみおはぎ」でもてなしたりして、年々内容が充実してきているという。「区民1人1人が、訪れるお客さんと楽しんでいる。まさにふれあい」と、実行委委員長の石和進さん(73)。本海野区長の小林連司さん(71)は「地区住民の高齢化は進むが、若い人も巻き込んで盛り上げていきたい」と話していた。
(提供:信濃毎日新聞)




















