旧街道をたどる「秋の中山道ウオーキングinたてしな」が15日、立科町内で開かれた。町内の区長や観光商工関係者らでつくる実行委員会が初めて企画。県内外から約90人が参加した。江戸時代に皇女和宮(かずのみや)が地元で食べた昼食を模した「和宮御膳」が振る舞われ、参加者たちは当時に思いをはせていた。
和宮は1861(文久元)年、婚儀のため京から江戸に向かった。昼食の食材などが文書に残っており、これを基に再現を試みた。実際の献立は記されていないが、日本料理の研究書を参考に考えたという。
御膳は、ごはんのほか、ウナギのかば焼き、海老が丸ごと入ったみそ汁など計9品。文書にはないものの、同町特産のリンゴも加えた。
昼食会場は、笠取峠から茂田井間の宿へのウオーキングルート(約5キロ)の途中にある芦田宿近くに設けた。御膳を前にした参加者たちは「豪華だね」などと話し、配られた献立を見ながら味わった。軽井沢町の掛川かおるさん(60)は「どれもおいしい。お姫さまはどうやって召し上がっていたんでしょうね」。
実行委員長の太田英雄さん(66)は「継続させて地域の活性化につなげていきたい」と話していた。
(提供:信濃毎日新聞)





















