伊那市高遠町の高遠城址(じょうし)公園で15日、初の「パノラマ信州麺(めん)街道フェスタ」が始まった。市や市内のそば店主らでつくる実行委員会が「そばを伊那市の観光振興の柱に育てよう」と企画。旧高遠藩主保科正之にゆかりのある山形県天童市、福島県猪苗代町からの2店を含む計5店が出店。店の前は、食べ比べを楽しむ人でにぎわった。
天童市のそば愛好家でつくる「天童そば道楽衆」は、そばつゆにトウガラシをたっぷり入れる食べ方で冷たいそばを提供。メンバーの1人は「珍しがられて売れ行きも好調」と喜んでいた。猪苗代町のそば店「いわはし館」は地鶏とゴボウが入った温かいそばを用意。こちらは「体が温まる」と好評だった。
上伊那郡南箕輪村の会社役員伊藤士郎さん(67)は3店のそばを食べ歩いたといい「いろいろな味が楽しめる、良いイベントだね」と満足そうだった。
ほかに、公園内にある高遠閣で、板倉敏和副知事と伊那市そば打ち名人の会の三沢博人副会長がそば打ちを披露。福島県会津若松市でそば店を営む唐橋宏さんを講師に、そばを利用した町おこしをテーマにした講演会もあった。フェスタは16日まで。
(提供:信濃毎日新聞)




















