上田東御小県の第11区を走ったビル・レッティ選手(44)=カナダ出身、上田市=は、今大会唯一の外国人選手。同チーム内で最多の12回連続出場で、今回がラストラン。走り終えて「県縦断駅伝への参加で上田の人との仲が深まり、上田の地に愛着が持てた」と、駅伝への感謝の気持ちを感慨深げに話した。来年からは指導者としてチームを引っ張る予定だ。
諏訪中継所に、レッティ選手は6番目で駆け込んだ。しかし、上田東御小県を含む10チームが繰り上げスタートになっており、第12区の選手にたすきはつなげなかった。自分の予想タイムより30秒ほど速かったと言い「残念だけど満足」と語った。
レッティ選手は、87年に英会話講師として来日。過ごしやすい気候の上田市を気に入り翌年から定住。旧和田村(現長和町)の企業に就職した。その後、本格的に長距離走を始め、地元の大会などで好記録を出し、当時の県縦断駅伝上田小県チームの監督から声を掛けられた。「1つのたすきをつなぎ、個人の責任や使命感で支え合う日本独特の素晴らしいチームスポーツ」と、「エキデン」にすっかり魅せられた。
98年、国際ビジネスコンサルタント会社を上田市内に設立。仕事や国際交流活動の傍ら、個人的にコーチについて熱心に練習を重ね、2003年には区間賞、06年には区間新記録の走りを見せた。
来年以降については「上田地域が一体となって盛り上がるレースを展開するチームが目標。(指導者になってからも)この駅伝からはずっと離れられません」と笑顔で語った。
(提供:信濃毎日新聞)




















