真楽寺(御代田町塩野)の三重塔の北側に、「水分(みずわけ)神社」の小さな社殿がある。その下には、井戸があり、こんこんと水がわき出ているという。
その清らかな水は、三重塔のすぐ近くにあり、竜神伝説が残る「大沼の池」に流れ込んでいる。町内の水道水のほか、同町塩野と馬瀬口、小諸市八満、平原、森山、乗瀬計6地区のかんがい用水として人々の暮らしを支えている。
「水分神社のことは意外と知られていない」と塩野区長の金沢正さん(51)。6地区の代表は毎年春と秋に例大祭を開いている。来年は創建300年の節目で記念行事も予定している。
森閑とした社殿の中で、金沢さんは「社を大切にすることは、自分たちが生まれ育った場所を誇りに思い、物を大切にする心をはぐくむことにもつながる」と話していた。
(473世帯、1284人=11月1日現在)
(提供:信濃毎日新聞)





















