このページの先頭です
信州生活をもっと楽しく!長野県のイベント情報や話題が満載のサイト! 信州Liveon(ライブオン)とは?ライブオン情報室パートナーblogのご案内


トピックス

HOME > トピックス一覧 > トピックス詳細


メールでページを紹介 印刷 戻る

topics 野菜箱詰め―工賃アップ 朝日の障害者支援事業所

(2008年11月8日)
工賃アップにつながっている野菜の箱詰め作業=朝日村古見の「森のこびと」

工賃アップにつながっている野菜の箱詰め作業=朝日村古見の「森のこびと」

 朝日村古見の障害者の就労を支援する事業所「森のこびと」は7月下旬から、利用者らが栽培した野菜の箱詰を郵送や配達で販売する取り組みを始め、利用者の工賃アップにつながっている。「高齢者など買い物が大変な人に利用してほしい」とPRし、購入者の広がりに期待する。

 県は昨年度、厚労省の指導で授産施設などで働く障害者の工賃引き上げを目指す「倍増5カ年計画」を策定。これを受け、「森のこびと」は本年度、県の委託を受けたNPO法人「県セルプセンター協議会」(長野市)の職員の助言を受けて工賃引き上げ計画を作り、活動を始めた。箱詰販売もその一環だ。

 現在、毎週10箱ほどが売れており、18人いる利用者の平均工賃は月1000円ほどアップ。この結果、ほかの取り組みも合わせて平均工賃は、2007年度の月1万2、3000円から2万円前後に増えたという。施設長の大和政子さん(59)は「障害者年金と合わせて生活が成り立つとされる3万円を目指したい」と期待する。

 県内約100の授産施設などでつくる同協議会は、「詳細な取り組みは把握していないが、各施設で工賃アップの取り組みが広がってきた」とみている。

 箱詰めは、高さ19センチ、幅32センチ、奥行き26センチの段ボール箱を使い、8-10種類の旬の野菜を扱う。現在はダイコンやシュンギク、シイタケなどが主。野菜は事業所横の家庭菜園で利用者らが栽培したり、農業を営む保護者が持ち寄ったりしている。

 これまでは、山形村の農産物直売所の一角で野菜を販売。売上金は約半分が野菜の提供者、4分の1が直売所に入り、2-3割ほどが利用者の賃金分だった。伊那市の授産施設「アンサンブル伊那」が野菜の箱詰めを手掛けていることを知り、賃金増を狙い、直売所販売と並行して始めた。

 今季の箱詰販売は年内にとどまる見込み。森のこびとの担当職員、本郷岳士(たけし)さん(24)=松本市島内=は「安定して収入を得るために、今後は年間を通した生産体制を整えたい」と話している。

 1箱800円で販売。郵送の場合、別途送料が必要。問い合わせは同事業所(電話0263・99・4055)へ。

(提供:信濃毎日新聞)

11月8日 のトピックス 最新一覧へ



access