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topics アツモリソウを学校に 富士見高原中、保護へ定植

(2008年11月8日)
小さなアツモリソウの苗に、慎重に土をかける富士見高原中の生徒たち

小さなアツモリソウの苗に、慎重に土をかける富士見高原中の生徒たち

 富士見高原中学校(富士見町)の1、2年生約50人は7日、絶滅が危惧(きぐ)されるアツモリソウの苗を学校内の「山野草園」に植えた。苗は、町民有志でつくる町アツモリソウ再生会議が無菌培養で育てた。同園は昨年度の3年生がアツモリソウを増やそうと造ったが、苗がまだなく、取り組みは後輩たちに引き継がれていた。

 1、2年生は総合学習で自然や植物を学ぶ講座を選択し、アツモリソウ保護を学んでいる。山野草園は、アツモリソウが町内各地に群生したかつての環境に近づけようと再生会議のメンバーとともに整備。富士見町在来の樹種を植えるなどした。当時の3年生は昨年12月の学習発表会で「活動を引き継いでほしい」と後輩に呼び掛けていた。

 再生会議が昨年始めた無菌培養が順調に進んで苗の提供を受けられるようになり、今年栽培が実現した。

 この日は40-50平方メートルの花壇に約50本の苗を植えた。約1年育てた苗は、芽は針のようで長さわずか1センチほど。モヤシのような根が数本生えている。「このモヤシをどうやって植えるの」と戸惑う生徒たちに、再生会議のメンバーとして無菌培養を担当する同町乙事の種苗会社ニチレイガーデンの社員が「芽はこれくらい出てればいい」などと土のかけ方を指導した。

 2年生の遠山敏史君(14)は「一株一株が大切なので、丁寧に扱っていきたい」と話していた。

(提供:信濃毎日新聞)

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