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topics カラマツストーブ普及へ、上田で「研究会」発足

(2008年11月3日)
上田からまつストーブ普及研究会が開発した温水器(右の円筒)。まきストーブの燃焼熱で水を温める=上田市

上田からまつストーブ普及研究会が開発した温水器(右の円筒)。まきストーブの燃焼熱で水を温める=上田市

 上田市などの有志4人が、「上田からまつストーブ普及研究会」を発足させた。やにが煙突に付くなど、まきとしての利用が敬遠されがちなカラマツ材を燃やせるまきストーブを販売して間伐材利用などにつなげる。普及に弾みを付けようと、研究会はストーブの煙突の熱を利用する温水器を開発。ストーブと温水器の販売を年内に本格化する予定だ。メンバーは「環境に優しいストーブを県内に根付かせたい」と張り切っている。

 研究会が扱うストーブは、環境団体などで活動する諏訪地方などの8人が設立した事業組合が昨年度に県内外で約130台販売した商品で、溶接部分が少なく鋼鉄製。やにが燃え尽きる高温の燃焼に耐えるため、カラマツを利用できる。研究会は、同じ環境団体に所属するメンバーが中心で、東信地方でこのストーブの販売体制を強化する狙いで設立した。

 研究会が開発した温水器は直径40センチ、高さ1・2メートルの円筒で、ストーブと煙突をつなぐ形で設置する。燃焼熱が通る円筒内部の銅管に、屋外のタンクからの水を小型電動ポンプで循環させて温める。ストーブを1時間使った場合、100度近い温水が600リットルできるという。温水器は設置費も含めて50万-60万円程度で、ストーブも合わせた販売価格は、100万円程度を見込む。

 研究会は、風呂などの温水に利用してもらう想定で、将来は床暖房への応用も検討する。2団体で協力し、年間計30台の販売を目指す。

 間伐材は搬出経費がかさむため、山中にも放置される量が多い。研究会の森田稲吉郎代表(67)=大町市常盤=は「県内で豊富なカラマツの有効利用を進め、林業振興に役立てたい」と話す。まきの流通も進めるため、上田市真田町に「まきステーション」も設けた。問い合わせは、森田代表(電話090・4159・8872)へ。

(提供:信濃毎日新聞)



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