飯田市座光寺出身で東京を中心に活動するシンガー・ソングライター渡辺みやこ(本名・都)さん=川崎市=が、初のフルアルバム「遺言」を都内のインディーズレーベルから発売した。ギターの弾き語りを中心に、アコースティック色の濃い9曲を収録。「疲れたり寂しかったり傷ついたりした時に、手に取って聞いてほしい」と話している。
収録曲はすべて渡辺さんの作詞作曲。6月まで4カ月かけて都内のスタジオなどで録音した。タイトル曲は自身の体験を基にした作品。何げなく生きている中で「もしあす死んでしまうとしたら、誰に何を伝えたいか」を考えることで、悲しい時でも希望を見いだして-との願いを込めた。
渡辺さんは飯田高校時代にギター班に所属し、首都圏の大学に進学後も作詞作曲の同好会で活動。県内で就職が決まっていたものの、音楽の先輩たちの勧めもあり、卒業後もアルバイトや派遣社員をしながら音楽活動を続けた。
2003年には都内のライブハウスが企画したオムニバスアルバムに、演奏者の1人として参加。ライブでの演奏を通じて知り合った石原敏弘さん=東京=のプロデュースで、07年に3曲を収録したミニアルバム「彼の岸此(こ)の岸」を自主制作した。
今回のアルバムは、石原さんの個人レーベル「相模の風レコード」から発売。渡辺さんは「やっとここまで来た。アルバムを持って飯田を訪れるのは少し恥ずかしいけれど、生まれ育った大切な場所に恩返ししたい」と、今後は飯田など県内にも活動の場を広げる考えだ。
「遺言」は2500円。「相模の風レコード」ホームページ(http://www.sagaminokaze.com)からメールで申し込むか、インターネット販売大手の「アマゾン」などで購入できる。
(提供:信濃毎日新聞)




















