千曲市出身の画家、越ちひろさん(28)が30日、地元に戻ってから初の個展を、同市小島のピザレストラン「ラ・フォレ」に併設するギャラリーで始めた。レストランは越さんがかつてアルバイトで勤めており、ギャラリーは5年前に59歳で亡くなった前経営者、諏訪美喜(よしき)さんの部屋を使い開設された。越さんは「思い出の場所で個展ができてうれしい」と話している。
越さんは東京造形大卒。これまで、月刊文芸誌「小説すばる」(集英社)の挿絵を担当したり、東京で個展を開いたりしてきた。ことし4月に帰郷し、美術予備校「長野美術研究所」(長野市)の専任講師になった。
個展を開くことになり、高校2年から浪人時代にかけ3年間アルバイトをしたラ・フォレを会場に選んだ。「千曲市に戻って最初に描きたかった」という巨大な自画像を含め、油絵やオブジェなど15点を展示している。
美喜さんの部屋をギャラリーにした妻の諏訪順子さん(64)は「越さんが成長して戻ってきてくれてうれしい。(美喜さんが)彼女の作品を見たら大喜びだったはず」と話している。
個展は11月4日まで。午前11時-午後7時半。無料。
(提供:信濃毎日新聞)





















