上田市の市民有志でつくる「西部地域を考える会」は、連続講座「かかりつけ医をさがせ」を企画、11月3日に初回を開く。全国的な医師不足の中、住民がかかりつけの開業医を持ち、軽症の人は地域の開業医が、入院や手術が必要な人は規模の大きな病院が担う「機能分担」を明確にすることで勤務医らの負担を軽くし、将来的に地域の医師確保につなげる狙い。
救急を担う病院には、風邪や軽いやけどなどの軽症でも受診する「コンビニ受診」の患者も訪れ、過大な負担がかかることから敬遠する医師も多く、全国的な医師不足の原因の一つとされている。
上田小県地域では、国立病院機構長野病院や、夜間や休日に手術や入院が必要な患者を交代で受け入れる計10の輪番病院が中心となり、救急医療を担っている。
初回の講座は、師川敦子・上田市健康推進課長と、輪番病院の一つの柳沢病院の柳沢文哉院長が、救急医療の現状を紹介。住民との意見交換の時間も設ける。2回目以降は神経内科や皮膚科などの開業医を講師に招く。上田市医師会の協力も得て来年6月ごろまで月1回ほど開く。
考える会の鈴木永代表は「住民が行政や医療機関に『何とかしてくれ』と言うだけでなく、共にできることを探す機会にしたい」としている。初回は午後1時半から、上田市西部公民館。地元住民以外も参加でき、無料。問い合わせは鈴木代表(電話090・3333・2567)へ。
(提供:信濃毎日新聞)




















