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life 伊那中央病院の新産婦人科外来診察棟、利用開始

(2008年9月23日)
増築した伊那中央病院の産婦人科外来診療棟の内部

増築した伊那中央病院の産婦人科外来診療棟の内部

 伊那中央病院(伊那市)が増築した新しい産婦人科外来診療棟の利用が22日、始まった。産婦人科医不足で昭和伊南総合病院(駒ケ根市)が今年4月からお産の受け入れを休止したことなどから、伊那中央は人員面だけでなく施設面でも負担が増えており、受け皿を整えた。

 鉄骨平屋290平方メートルに、産科と婦人科それぞれの診察室と内診室を各2室ずつ備える。従来の産婦人科外来の診察スペースは整形外科診察室などに充てる。渡り廊下などは建築中で、10月中に完成見込み。総工費は機械設備を含め約9300万円。

 増築により、施設面では常時4人の医師が診察できる体勢となる。ただ、医師数が十分ではないため当面は現状の常時3人体勢とする。「これまで医師と施設の両方が不足する中で奮闘していた。これで施設が改善した」と事務部。上田典胤産婦人科部長は整備の効果について「緊急な診察などへの対応が充実する。待ち時間は、若干減らすことができる」とみている。

 同病院の産婦人科の常勤医師は9月から1人増え、現在6人。ただ、本年度のお産は1カ月あたり100件前後で推移しており、医師の負担は重い状況が続いている。

 同日開いた開始式で、病院を運営する伊那中央行政組合の小坂樫男組合長(伊那市長)は医師、看護師を前に「医師不足への対応は難しい状況が続いている。上伊那の医療を守るという気持ちで頑張ってほしい」と激励した。

(提供:信濃毎日新聞)

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