木曽町の開田高原地域協議会は、各直売所で扱う野菜の品質向上を目指して「推奨直売所」の指定を始め、22日、13カ所に看板を配布した。商品にもシールを張り、生産者や連絡先を明記。生産者が責任を自覚するとともに、観光客らに安心感を与えて再訪につなげる。
同協議会によると開田高原にはトウモロコシの出荷が盛んな夏場を中心に、農家が単独や共同で設ける直売所が20カ所ほどあり、新鮮な野菜が安価で買えると人気だ。ただ、「虫がついていた」「腐っていた」など、毎年1、2件の苦情が町役場支所や観光案内所に寄せられる。
どこで買ったのか、誰が育てたのか分からないため、苦情への対応がままならなかったという。そこで同協議会産業建設部会が講習を開き、8月に商品の表示や規格、販売者の連絡先記入などを徹底。参加した13直売所には、その証しとして推奨直売所の看板を渡すことにした。
支所近くでは、同部会長の奥原正隆さん(63)が直売所責任者の橋本国男さん(71)とともに、柱に固定した。看板には通し番号が付いていて区別でき、将来的には観光マップで紹介することも考えるという。
奥原さんは「責任感を持ってより良い物を販売し、開田の魅力を広めてほしい」と期待。橋本さんも「余りではなく、いい物を出そうと呼び掛けてきた。信用が一段と高まり、ありがたい」と話していた。
(提供:信濃毎日新聞)





















