保護者らからの相談を仲介するなどして地域での子育てをサポートする「家庭教育支援チーム」が安曇野市で発足し、活動を始めた。市内の主婦2人がミニコミ誌の編集や学習会の企画などを通じて、親たちの悩みを把握し、解決を手助けする。事業の第1弾として、7日に乳幼児体験の大切さをテーマにした講演会を開く。
家庭の教育力向上を狙いに文部科学省が設けたモデル事業の一環。市内のPTA、保育所、医師など関係者14人でつくる「家庭教育推進会議」がチームを設けた。豊科北小学校区をモデル地区に、松沢雅子さん(51)=豊科高家=と田村恵子さん(42)=豊科=が事業を手掛ける。
行政や各種団体による支援の情報が子育て世代に届きにくく、届いても「相談の門をたたくのに抵抗がある」(松沢さん)と現状を認識。チームは相談を待つのではなく、主体的な活動で保護者との接点を設け、きっかけを生み出す。推進会議の委員にも働き掛け、支援につなげる。
具体的には月に1回、ミニコミ誌を発行する。子育て関係の会合に出向き、保護者らも取材。悩みを聞き、役立つ情報を伝えたり、専門家を紹介したりする。誌面では子育て世代が利用しやすいよう、支援者やサービスの内容を写真やイラストを多用して分かりやすく伝える。
各地区で子育て世代の身近な相談相手となる「サポートリーダー」養成講座の開講も構想中だ。「母親が孤立しないよう、仲間に溶け込める環境をつくりたい」と田村さん。推進会議事務局の市教委は来年度以降、他の小学校区での事業展開も検討する。
講演会は7日午前10-12時、豊科公民館。愛知学泉短期大(愛知県岡崎市)の角田春高教授が「あきらめないで…『育て直し』『育ち直り』」と題して話す。無料で、だれでも聴講できる。
(提供:信濃毎日新聞)




















