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event 廃材で創作、亡き父と2人展 上田の男性が東御で展示

布や雑誌の切れ端でカバを表現した作品と守口さん

布や雑誌の切れ端でカバを表現した作品と守口さん

 東御市の梅野記念絵画館で6日、「亡父との絆(きずな) 想-親子二人展-」が始まる。上田市で廃品回収業に従事する傍ら、会社に集まる廃材を利用したスクラップアートの制作を続ける守口爽和(さわかず)さん(63)=上田市古里=と、爽和さんの父・光さん(故人)の木版画や水彩画、合わせて約100点を展示している。

 爽和さんは東京出身で、結婚を機に、1973年に上田市に移住し、今の廃品回収業の会社に入社した。きつい仕事に何度もくじけそうになったが、プラスチック板や鉛板などの廃材に絵を描き始めたことで仕事のつらさを忘れ、仕事にもやりがいを感じることができたという。山本鼎の創作版画に魅せられ、東京で仕事をしながら創作活動を続けていた光さんの姿勢も励みになった。

 爽和さんの作品は、色とりどりの布や雑誌の切れ端を張り合わせ、カバを表現した作品や、ベッドの床板にヒツジを描いた作品、鉛板に人物画を描いた作品など多種多様。「素材が違えば描く内容も違って当然。この廃材にはどんな絵を、どの道具を使って描こうか考えるのが楽しみ」と話す。

 爽和さんは現在、山本鼎記念館の洋画教室講師もしており、「父親の理解がなければ、今の仕事に付き、絵を描くこともなかった」と感謝していた。

 10月13日まで。高校生以上800円。問い合わせは同館(電話0268・61・6161)へ。

(提供:信濃毎日新聞)

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