NPO法人諏訪圏ものづくり推進機構(諏訪市)は5日、太陽電池を動力源に無人で飛ぶ「ソーラー飛行機」を製作する研究会「すわ航空・宇宙ネット(通称スワン)」の初会合を、茅野市の諏訪東京理科大で開いた。参加企業が同大と協力しながら、年度内に飛行機を完成させる計画。将来は、参加企業が航空機部品への参入を目指す。
研究会には、諏訪地方を中心に製造装置設計や表面処理、モーター設計などの10社が参加した。初会合で、同機構の細川久常務理事は「企業が持つ技術で、こうした完成品の飛行機が作れるとアピールしよう」とあいさつ。その上で「航空機には300万点もの部品が使われている。わずかでも発注が来るようになってほしい」と強調した。
同大の河村洋教授(機械工学)は「原油高騰の中、ソーラー発電は広く使われるようになっている。企業と連携して製作に取り組んでいきたい」と抱負を語った。同教授によると、作製する機体は幅3メートルほどの翼に出力40ワットの太陽電池を付ける。
「スワン」は2005年に発足したものの、航空分野にはすぐに参入できないとして発展的に解散。今回同じ名称で再発足した。11月に名古屋市で開かれる航空宇宙分野の展示会に出展するほか、航空機メーカーの見学なども計画している。
(提供:信濃毎日新聞)




















