箕輪町と伊那市高遠町を結ぶ林道日影入線の改良工事が完了し、23日、県と伊那市、諏訪市、箕輪町の関係者が同町内で完成式を開いた。一帯の森林整備のほか上伊那地方と諏訪地方をつなぐ観光、物流、生活の道として、また災害時の迂回(うかい)路として、活用に期待がかかる。
幅7メートルの舗装道路で、延長約8・5キロ。守屋山の山すそを通り、箕輪町のもみじ湖周辺と伊那市高遠町の国道152号を結ぶ。一帯には諏訪市内の林野利用農協などが所有する山林が広がる。県営事業として1993年度に改良工事に着手、今年1月に完成した。総事業費48億6400万円。うち10%を、山林面積の割合に応じて伊那市、箕輪町、諏訪市が負担した。
改良前は幅4メートルの未舗装道路で、諏訪市、旧高遠町、箕輪町が71年度から整備を始め、79年度に開通。国道152号の迂回路としても使えるよう改良を望む声が強く、県が県営事業として改良していた。
工事は当初、2002年度の完成予定だったが、技術的な問題で04年度に延期。さらに04年10月、台風の影響でのり面が崩落して完成が遅れた。完成式には約120人が参加。3市町でつくる維持管理会の会長を務める小坂樫男伊那市長は「森林整備のほか観光や流通、住民の利便性向上への貢献を期待したい」とあいさつした。
(提供:信濃毎日新聞)




















