広島の原爆投下から63年を迎えた6日朝、諏訪地方でも追悼行事が開かれた。
岡谷市小井川小学校では「岡谷九条の会」主催の「平和の集い」。同小に植わる、被爆したアオギリの種から苗木を育てた「被爆アオギリ二世」の前で、児童が市内の寺にともる「原爆の火」を点火した。長地小学校の児童も含む計約60人が「諏訪湖ばやし」を勇壮に響かせ、原爆投下の午前8時15分に合わせて黙とうした。
諏訪市の貞松院では、住民有志でつくる「戦争はいやだ、平和を守ろう会」が平和祈願の鐘突き。学徒出陣の経験がある山田和雄住職(83)は「どこで亡くなったか分からない方々もたくさんいる。そういう人たちへの思いを込めて鐘を突いてほしい」とあいさつ。会長の飯田悦司さん(82)は「これからも戦争のない平和な社会を守っていかなくてはならない」と話した。
茅野市運動公園にある「原爆の火・平和の塔」前では有志でつくる実行委員会が平和祈念式。約80人が黙とうして献花した。千羽鶴をささげた東海大三高校3年の植松美紅さん(17)は「千羽鶴を贈ることで、平和な世の中に近づけたいと思った」。
茅野市からは中学2年生8人が広島での平和記念式典に参列。東部中の辰野七生さん(14)は「生かされたのは、次の世代に伝えていく使命があるから」という被爆者の話を聞き、「茅野に戻ったら、今度は私がいろんな人に戦争や原爆の話をしたい」と話していた。
(提供:信濃毎日新聞)





















