松本市で13日に開幕するサイトウ・キネン・フェスティバル松本の小沢征爾総監督が6日、松本入りし、まつもと市民芸術館で上演するヤナーチェク作曲のオペラ「利口な女(め)狐(ぎつね)の物語」の舞台げいこに合流した。小沢さんは腰(よう)椎(つい)椎(つい)間(かん)板(ばん)ヘルニアのため、5月中旬から1カ月余り活動を休止していたが、「8割くらい痛みはない」と、元気な様子を見せた。
小沢さんは周辺から歩いて会場入りし、出迎えた菅谷昭松本市長や関係者と握手。17回目のフェスについて「長く続くだけじゃなく、少しずつでも上にいかなきゃいけない。これから必死でやります」と意気込みを語った。菅谷市長は「こんなにお元気でうれしいのひと言。いい公演ができることを祈っています」と話した。
小沢さんはこの後、第3幕冒頭場面の舞台げいこに合流し、女狐ビストロウシカ役のイザベル・ベイラクダリアンさんらソリストを前に指揮。松本、諏訪地方から出演する子役6人には、歌詞のチェコ語のアクセントの付け方などを指導した。
「利口な女狐の物語」は「生命の循環」などがテーマで、小沢さんは「今までの作曲家が試みたことのない、動物が主役のファンタジーの世界」と話した。オペラは初演の26日含め4回公演し、チケットは完売している。
(提供:信濃毎日新聞)




















