千曲市桑原地区の区代表者ら約30人でつくる「桑原振興会」(塚原紀一会長)が、地区内の温泉施設「佐野川温泉竹林の湯」の敷地内に、地元で採れた農産物の直売所をオープンした。地域や温泉施設の活性化が狙いで、今月末まで開設予定。並んでいる農産物のほとんどは、その日朝のとれたてといい、温泉施設利用者に好評だ。
「いらっしゃーい。今日はトマトがおいしいよ」。4日正午前、振興会の温泉事業部会長の唐沢俊雄さん(62)が笑顔で客に声を掛けた。温泉利用後に訪れた北沢勝喜さん(93)=同市稲荷山=は「うまそうなトマトだ。冷やしてお昼にかぶりつきたいね」と1袋購入。同市八幡の宮崎はつ恵さん(66)は「旬のものばかりで、値段も安いわ」。
直売所は幅5メートル余、奥行き約3メートル。市から補助金約9万円を受けて、鉄製パイプなどで設営した。販売する農産物は桑原の農家27人が生産した野菜や果物で、この日はトマトやキュウリ、ブドウなど十数種類の野菜や果物が並んだ。毎日品目や数量が異なるという。
振興会の会員が交代で店番し、開店時間は午前9時-午後7時。温泉施設が休業する第2、4水曜日は直売所も休む。売れ行きや、店番などの会員の負担も考慮しながら、9月以降の運営も検討しているという。
振興会の唐沢さんは「お客さんとの交流が楽しい。桑原が千曲市で一番にぎやかなまちになるよう頑張りたい」と話していた。
(提供:信濃毎日新聞)




















