筑北村が施設存続を期待して行った村営「クアハウス坂井」の指定管理者募集は、1件も応募がないまま4日までに締め切った。関森省吾村長は「廃止を含め検討しなければならない」としている。
クアハウス坂井は、温水プールなどを備える温泉健康増進施設。利用客減少や燃料費の高騰などで厳しい経営が続き、村は今春、11月末で休止する方針を決めた。しかし、地元住民らから存続を求める声が上がり、村は7月22日から8月1日まで指定管理者を公募した。
村は、8日の村議会全員協議会や今月下旬に予定される温泉施設運営委員会に報告し、今後の対応を話し合う。関森村長は「赤字が続いており、村単独での運営は難しい」としている。
村によると、同施設の運営費は年間3500万円ほど。1991年の開設当初に年間400万円程度だった燃料費は原油高騰で昨年度1500万円に膨れ上がる一方、利用客は減少。昨年度の使用料収入は前年度より115万円減の1380万円余にとどまっている。
(提供:信濃毎日新聞)




















