ボン・ジョヴィがセントラルパークで7月に開いたフリーライブは、イチローや福留も出場したヤンキースタジアムでの最後のオールスター戦を記念したもの。ジョンのアメリカを愛する気持ちならではのビッグイベントと言えます。
そんな気持ちがカントリー・クロスオーバーという形でこのアルバムでも表現されています。同じニュージャージー出身のブルース・スプリングスティーンは“強いアメリカ”をバックボーンにアメリカを歌いましたが、ジョンは人の心に根ざしたオーガニックなロックを、ナッシュビルの風と共に届けてくれています。
昨年6月リリース。「ニュージャージー」以来、19年ぶりに全米1位を獲得、日米同時1位を達成しました。「メイク・ア・メモリー」以下、リアン・ライムスとのデュエット曲などいずれも素晴らしい作品ばかり。特に「アイ・ラヴ・ディス・タウン」は元来ナッシュビルを歌った曲ですが、どの街のライブでも大うけしそうな1曲です。
(ユニバーサル・2500円)=北澤孝・筆


















