上伊那広域連合の新ごみ処理施設計画で、候補地「伊那市富県の天伯水源付近」の地元住民らが結成した「ゴミ焼却場を考える会」(井上清人代表)は20日、伊那市内で初の学習会を開いた。約100人が参加。元県廃棄物問題研究会長の関口鉄夫さん(58)=中野市=が講演し、候補地が「まったく適地とはいえない」とし、選定過程も「科学的でない」と批判した。
関口さんは、候補地は石や砂が積もった地質で地盤が弱いとみられる-とし、山が近い地形のため焼却後の排ガスが地元に滞留する可能性があると指摘した。伊那市の用地選定委員会が選定基準とした評価項目は、大気循環などについて科学的検証がされていないとし、「きちんと調査をするべきだった」とした。
参加者からは「排ガスだけでなく排水も環境に悪影響を与えるのではないか」などの声が出た。井上代表は学習会後、「今後も継続的に住民が学ぶ機会を設けていきたい」と述べた。
(提供:信濃毎日新聞)




















