諏訪市豊田の新川河口で20日、諏訪湖を手こぎ舟で競う「第14回豊田アホウ丸大会」が開かれた。レディース、一般、小学団体対抗といった7部門に地元住民ら約70チーム、350人ほどが出場。大きな歓声が上がる中、力を合わせてオールをこいだ。
地元有志でつくる「豊田アホウ丸会」(中沢紀光会長)が主催。同会によると、19世紀前半に諏訪湖内の島を削り、その土砂を運搬船で運ぶ治水事業に尽力した伊藤五六郎の功績をたたえるため、1994年から開催。当時運搬船が「アホウ丸」と揶揄(やゆ)された-とのいわれにちなんだという。
この日は同会所有の舟に5-8人が乗り、150-200メートルのコースでタイムを競った。前に進まずに回転してしまう舟や、コースを外れ停留している別の舟にぶつかる舟もあり、「どこへ行くんだ」と湖岸の応援席には笑い声が響いていた。
12月に演劇「五六郎ものがたり」を上演する有志団体も初参加。メンバーで下諏訪向陽高校2年生の名取亮介さん(16)は「まっすぐこぐのが難しかったがゴールできて良かった。10年以上も地元で大会が続くなんて五六郎はすごいですね」と話していた。
(提供:信濃毎日新聞)




















