NPO法人「すわ子ども文化ステーション」(諏訪市)はこのほど、電話で子どもの悩みを聴くボランティアの養成に向けたセミナーを諏訪市総合福祉センターで開いた。NPO法人「さいたまチャイルドライン」(埼玉県朝霞市)事務局長の太田久美さん(56)=長野市出身=が、現代を生きる子どもの苦しさについて説明、「一緒に悩みを受け止めてほしい」と呼び掛けた。
すわ子ども文化ステーションは2005年5月、子どもの電話相談「チャイルドラインすわ」を開設。長野市と上田市の団体と協力し、現在は月-金曜の午後4-9時にフリーダイヤル(電話0120・997777)で、県内の子どもが匿名で相談できるようにしている。
悩みを聴くボランティアには35人が登録。さらにボランティアを増やすため、9-11月に全10回の講座を開くことにした。この日は受講を呼び掛ける事前セミナーとして開き、市民ら約40人が参加した。
太田さんは、1980年代に英国で誕生したチャイルドラインの歴史を説明しながら「説教したり、原因を分析したりするのでなく、子どもの話にじっと耳を傾けることが大切」と強調。両親の離婚や学校での人間関係など、さまざまな場面で息苦しさを感じている子どもたちの現実にも触れ、「自分を分かろうとしてくれる人がそこにいてくれる。チャイルドラインがそういう存在になれればいい」と話した。
養成講座はいずれも諏訪市総合福祉センターで開く。全10回の受講料は1万2000円。問い合わせはすわ子ども文化ステーション(電話0266・58・3494)へ。
(提供:信濃毎日新聞)




















