佐久穂町でカーネーションの出荷が最盛期を迎えている。同町高野町の佐久浅間農協みなみ中部営農センターは、町内農家を中心に次々と運び込まれる色とりどりのカーネーションの包装作業に追われている。
赤や黄色、ピンクなどの花は3、4分咲き。午前8時から女性約30人が25本ずつに束ね、ハサミで長さをそろえる。検査員が品質審査をした後、週3日ある出荷日まで冷蔵庫で8度に保たれる。出荷は多い日だと100本入りで約1800ケースになる。1つの株で2回花が得られるため、6月から12月まで続く。
出荷先は関東、関西が中心で、現在の相場は1本50円前後。ハウス内を暖房する育成期の冬に、燃料費高騰のため設定温度を下げた農家もおり、開花は遅れ気味という。高冷地の佐久では5月の「母の日」に出荷が間に合わず、80円前後に値が上がるお盆や秋のお彼岸向けが書き入れ時だ。
同センターの山崎秀明調査役は「経費は上がっても市場の値は厳しい。今年は花のボリュームもあるので、お盆の時期に期待したい」と話していた。
(提供:信濃毎日新聞)




















