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topics 農業を基礎から楽しく 小布施の有志「勉強会」2シーズン目

(2008年6月21日)

栽培状況などを確かめる「野菜づくり勉強会」のメンバーたち

 小布施町の元会社員ら有志でつくる「野菜づくり勉強会」が、専門家に農業を教わりながら、町内の遊休農地を生かした野菜栽培に取り組んでいる。果樹農家が多い町内で2007年2月に発足して以来、2シーズン目を迎えて活動は軌道に乗りつつあり、直売所での販売や学校給食への食材提供もスタート。売る楽しさも実感し、活動を広げていきたいと意気込んでいる。

 メンバーは10人ほど。呼び掛け人の果樹農家、酒井かず子さん(75)以外は、元会社員や元ペンション経営者らで、野菜作りに興味はあっても農業経験はない人たちばかりだ。町振興公社が運営する農産物直売所に携わる酒井さんが、「小布施の農家が直売所に出すのは果樹主体。野菜がほしい」と考え、野菜作りグループの発足を呼び掛けた。

 発足後、県農業大学校(長野市)に勤めている小林靖子さん(61)を講師に迎え、月1回のペースで農業の基本から勉強。メンバーはそれぞれ遊休農地を借り、キュウリ、ジャガイモ、ニンジン、トマト、白菜のほか、モロヘイヤやカラシナなど少量多種の野菜作りにも取り組んでいる。お互いの畑を回り、アドバイスを交わし合うこともある。

 昨年夏ごろからは個人個人で、フローラルガーデンおぶせ隣の「六次産業センター」に設けられた直売所での販売に参加。収穫量が多いメンバーは今年から、町内の学校給食に食材を出すほどになった。メンバーの一人は「野菜が成長していく姿を見るのは楽しい」。酒井さんは「みんな表情が生き生きしている。この輪を町内全体に広げて荒廃農地を減らし、農業への理解者を一人でも増やしたい」と張り切っている。

(提供:信濃毎日新聞)

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