飯田下伊那地方のシイタケ生産者らでつくる南信州特用林産振興会は4日、「飯伊地区乾(ほし)しいたけ品評会」を飯田市内の飯伊きのこセンターで開いた。飯伊の生産量は県内の約8割を占めており、今春収穫した「どんこ」「こうこ」「こうしん」の3銘柄計36点が並んだ。
品評会は毎年開き、47回目。審査員4人が厚みや香りなどを一つずつチェックしていった。審査員の一人、日本きのこセンター研究普及局中部駐在(愛知県)の安田修一所長は「今年は小ぶりのどんこやこうこの品質が上がっている」と話していた。
振興会によると、近年は高齢化や有害鳥獣の被害などで生産農家が減少。本年度は「春先に雨が多く全国的に生産量は増えたが、飯伊は高冷地で少ないなどばらつきがあった」とし、4トン余と昨年度並みの収穫を見込む。一方、飯伊森林組合(飯田市)によると、中国産野菜への不信感から需要は伸びており、本年度は1キロ当たり平均5000円余と、この20年の最高値で取引されているという。
6日まで同センターで展示即売するほか、5日開く振興会の総会で表彰する。入賞者は次の通り(敬称略)。
▽知事賞 金田和由(阿南町)近藤公人(下条村)▽県森林組合連合会長賞 今村信二(下条村)小池義穂(同)金田次郎(阿南町)▽県特用林産振興会長賞 中村英文(阿南町)金田和由(同)稲垣幸男(根羽村)
(提供:信濃毎日新聞)




















