飯田下伊那地方の有志でつくる実行委員会が6日夜、原爆の残り火を使ってろうそくをともし、平和や環境を考えるイベントを同市箕瀬町の柏心寺で開く。電気を消して環境や暮らしを考える全国イベント「100万人のキャンドルナイト」(6月21日-7月7日)の一環。実行委代表の田中美和さん(20)=豊丘村=は「戦争があったということを忘れずに、地域の戦争の歴史についても目を向けていきたい」と話している。
原爆の残り火「平和の火」は、福岡県星野村の故・山本達雄さんが原爆で亡くなった親せきの形見として広島市から持ち帰り、今も村内でともされ続けている。大阪の市民団体「キャンドルナイトワンピース」が昨年から、残り火を種火にしたキャンドルナイトの実施を呼び掛けている。
田中さんは6月中旬に大阪市内で開かれたイベントで、残り火の存在を知った。「平和について飯田でも考えるきっかけになれば」と、30日に同村を訪れて種火を分けてもらい、金属容器に入れて持ち帰った。
当日は午後6時からで、田中さんが平和をテーマにした絵本を朗読するほか、「平和の火」にまつわるDVDの上映、ギターとフルートのグループ「パストラル」の演奏もある。
参加無料。ろうそくを持参するか、500円で事前に申し込む。問い合わせは田中さん(電話090・1829・1125)へ。
(提供:信濃毎日新聞)




















