松本市の丸ノ内、鎌田両中学校は26日、それぞれ市社会福祉協議会の職員らを招き、3年生の総合学習の授業で福祉を学んだ。
丸ノ内中は高齢者の身体能力を学ぼうと、足首と手首に1キロの重りをつけ、耳栓をするなどして高齢者の動きを疑似体験。階段を昇り降りした生徒たちは思うに任せない体に驚いたようで、70代の祖父母と同居する山崎美紀さん(14)は「祖父母は一見元気そうでも不安を感じているかもしれないと分かった。お年寄りに会ったら荷物を持ったり、段差の場所を教えたりしたい」と話した。
鎌田中では、聴覚障害者の田中富久子さん(45)=松本市=が、外見からは障害者と気付かれにくく、レストランの注文などでうまく自分の意思を伝えられないことが多いもどかしさを手話で伝えた。
生徒たちは、動物や果物などを手話でどう表現するかを教えてもらい、実際に試していた。3年の安藤優さん(14)は「聴覚障害者がどんなことで困っているかが分かった。手助けできることがあればしたい」と話していた。
(提供:信濃毎日新聞)





















