県建築士会上伊那支部は7月12、13日、神戸市にある「人と防災未来センター」で阪神大震災の語り部ボランティアを務めている長岡照子さん(82)を招いて、伊那市と駒ケ根市で講演会を開く。一般の人に向けた社会貢献活動として初めて企画した。聴講を呼びかけている。
長岡さんは阪神大震災で弟を亡くした上、自らも本棚の下敷きになって左足を負傷した。今も後遺症がある。被災体験により心身症になった長岡さんはボランティア活動を通して自分を支えてきたという。講演会では、家の中、路上、車で走行中、スーパーで買い物中といった場面で地震に遭遇した際、どう行動すれば良いかを話す。救援物資の送り方や、自らの「ボランティア5原則」についても取り上げる。
同センターで長岡さんの話を聞いた支部会員が、地元に招きたいと考えていた矢先に中国・四川大地震が起きたという。上伊那地方は東海地震の防災対策強化地域に指定されており、「備えの重要性を一人一人が考えるきっかけにしたい」と呼びかけている。
12日は午後2時半から、JR伊那市駅前の「いなっせ」5階会議室。13日は午前10時から、駒ケ根市総合文化センター小ホール。申し込みは不要、無料。問い合わせは県建築士会上伊那支部(電話0265・78・6403)へ。
(提供:信濃毎日新聞)




















