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entertainment 前東京音大学長が自宅披露の演奏会 宮田村で

(2008年6月27日)
兎束さんが(奥中央)が宮田村に建てた自宅で開いた室内楽の演奏会

兎束さんが(奥中央)が宮田村に建てた自宅で開いた室内楽の演奏会

 元東京音大学長の兎束俊之さん(69)が宮田村に自宅を建てたお披露目を兼ねて、室内楽コンサートを自宅で開いた。集まった地元の音楽愛好家たちは、プロが目の前で奏でる弦楽五重奏を満喫。兎束さんは「地元の皆さんと相談しながら方法を探り、この家から、家庭的な室内楽を発信していきたい」と意気込んでいる。

 兎束さんは、上伊那地方の音楽愛好家が「子どもたちにいい音楽を」と続けている「アンサンブル信州in宮田」の音楽芸術監督で、指揮も担当している。「都内に2階建ての家を持つより、宮田村に演奏のできる広間がある家を建てたかった」という。首都圏や岡山県などで後進の指導などに当たっているが、上伊那の自然を満喫するために時間をつくっては宮田村に戻っている。

 宮田村の自宅で22日に開いたコンサートには、兎束さんと、NHK交響楽団やアンサンブル信州in宮田で活動している奏者4人が出演。モーツァルト作曲の「弦楽五重奏」などを披露した。天井の高い広間にバイオリン、ビオラ、チェロの合奏が心地よく響き、訪れた人は豊かな音色に引き込まれていた。

 兎束さんは「地域との接点をどう作り上げていけるか、今日が出発点。地域の皆さんの声を聞きながらやっていきたい」と話した。

 アンサンブル信州in宮田を育てる会の実行委員長、奥田憲一さん(60)は「地域発展の芽を何とか育てていきたい」としている。

(提供:信濃毎日新聞)

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