大町市と富山県を結ぶ立山黒部アルペンルートの黒部ダム(富山県立山町)で26日、今年の「観光放流」が始まった。高さ186メートルのダムの壁面から噴き出した水は、残雪の立山連峰を背景に、虹のアーチを描き出した。
午前6時に放流開始。4つの放水口のうち、この日は下の2つ(高さ約86メートル)から放水した。渓谷を削らないようスプレー状に噴き出す仕組みで、ダム脇の「新展望広場」まで水しぶきが飛んだ。
京都府木津川市から訪れた野村美穂子さん(56)は「青空に雄大なダムの景色が映え、素晴らしいの一言」。米国出身で名古屋市から来た英語講師のケビン・ブラウンさん(41)は「今まで見たダムの中で一番大きい」と驚いていた。
放流は、黒部峡谷の景観維持のため、ダム建設の際に国が関西電力に出した許可条件。毎年6月26日から10月15日にかけて行っている。放水量は8月15日まで毎秒15立方メートル、その後は10立方メートルにする。
(提供:信濃毎日新聞)




















