富士見町郊外にある入笠湿原脇の斜面約2000平方メートルに群生するスズランの花が最盛期を迎え、小さな白い花がさわやかな香りを漂わせている。20日も観光客や登山者が訪れ、「いいにおいね」と声を上げていた。
群生地は入笠山の山頂近くにある。近くで山小屋「山彦荘」を営む伊藤高明さん(64)によると、群生地は数十年前まではスキー場だった。スキー場の整備で毎年草を刈っているうちにほかの植物が淘汰(とうた)され、スズランが一面を覆うようになったという。
幅広の葉の下、釣り鐘形の花が控えめに咲く姿に、遊歩道を家族と歩いていた会社員星野真実さん(22)=神奈川県大和市=は「かわいらしい花。においもやさしくて好きです」と笑顔だった。
今月末ごろまで楽しめる。伊藤さんによると、周辺では7月からはアヤメが見ごろになる。
(提供:信濃毎日新聞)




















