東御市の花岡利夫市長は19日の定例市議会一般質問で、常田の丸山晩霞記念館=写真=について「開館以来、晩霞本人を核とした展示をしてきたが、長期的には素材の確保に限界がある」と述べ、晩霞と同時代や現代の画家の作品を含め、水彩画を幅広く展示したい考えを明らかにした。
記念館は、同市祢津出身の晩霞(1867-1942年)の画業をたたえ、市が2006年11月に開館。今年5月までに延べ7200人余が訪れたが、展示のマンネリ化も指摘される。
市長は、吉田博(1876-1950年)や三宅克己(1874-1954年)ら晩霞と親交があった画家を挙げ、「盟友たちや現在注目されている水彩画家まで視野を広げ、『水彩画』という大きな観点から今後の展示を構想したい」と説明。晩霞がスケッチ旅行で訪れた地を巡る「晩霞の足跡を辿(たど)る写生指導会」などを開催、晩霞のPRに努める考えも示した。
担当学芸員が梅野記念絵画館・ふれあい館(八重原)と兼務で、専任学芸員がいない現状に関しては「取りあえず1人の学芸員を中心に関係者が協力していきたい」と述べ、現時点で補充する考えはない-とした。
(提供:信濃毎日新聞)





















