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tourism 併設美術館を一部改築 安曇野・豊科交流学習センター

(2008年6月20日)
豊科近代美術館(奥)に併設する豊科交流学習センターの建設予定地

豊科近代美術館(奥)に併設する豊科交流学習センターの建設予定地

 建築基準法改正による耐震基準の厳格化で滞っていた豊科交流学習センター建設計画について、安曇野市の平林伊三郎市長は19日の市議会6月定例会一般質問で、同センターを併設する既存の豊科近代美術館を一部改築し、耐震基準をクリアする方針を示した。同館を市の「基幹美術館」と位置付け、大展示室を設けるなど館本体の機能強化に乗り出す。

 改正法は、増築面積が既存面積の2分の1以上の場合、既存建物も改修して新基準を満たすよう定め、同美術館を増築して造る予定だった同センターはこの新基準に抵触した。ただ、「厳しすぎる」との反発を受け国は今年4月、運用を緩和。耐震性を満たせば、既存建物の改修には20年程度時間をかけられるようになった。

 安曇野市も基本的にこの運用に沿う方針だが、センター建設と同時に前倒しで美術館改築に踏み切る。強度不足の梁(はり)や壁が集中する西側の平屋部分を取り壊し、500平方メートル規模の大展示室を含む約750平方メートルを建築する構想。渡り廊下で連結する交流学習センターの2階部分もレイアウトを見直す。

 現在の同美術館は個々の展示室が狭く、絵画など大型の作品を運び込めない。平林市長は「作家が精魂込めた作品を廊下に飾るのは悲しい。美術館の耐震改修に合わせて、広い展示室を館内に計画するのは合理的だ」と述べた。

 同センターは図書館を主体に多目的ホール、学習室などを備える施設。市は近く、新たな構想をまとめ、地元住民らに説明する。昨年10月に予定していた実施設計の発注は今年秋に行う方針で、着工は来年夏になる見込みだ。

(提供:信濃毎日新聞)

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