駒ケ根市は9月から、同市北割一区にある堆(たい)肥(ひ)化施設に運び込む生ごみの収集範囲を一般家庭にも広げる。現在は学校給食センターや福祉施設などの公共施設に限られている。モデル的に市内5地区、約500戸が新たに加わることで、焼却処分している生ごみを1年間に約75・8トン減らすことができる見込みという。
市は1997年度、市内8公共施設から出る生ごみを、民間業者に委託して堆肥にする事業を本格的に始めた。対象施設は2006年度までに市内32施設に拡大。できた堆肥は、市内の営農組合や社会福祉協議会に無償で配っている。
市民生活課によると、堆肥化施設は1日に約600キロを処理する能力がある。これに対し、公共施設から出る生ごみは同約490キロにとどまるため、新たな設備投資をせずに収集範囲を広げることができるという。
新たに収集を始めるのは町一区、町二区、町三区、町四区、上穂区の計5地区。地区ごとに週1回の回収日を設ける。市は今後、専用のごみ袋を各家庭に無償で配る。最寄りのごみステーションに各家庭が持参する。
同課は7月中旬ごろから順次、各地区で住民説明会を開く予定だ。「資源の循環型社会を築くために協力を呼び掛けたい」としている。
上伊那広域連合を構成する上伊那地方8市町村から出る可燃ごみの量は、同連合が進める新ごみ処理施設計画の施設規模にも影響する。各市町村はごみの減量を求められている。
(提供:信濃毎日新聞)




















