飯田市鼎切石の松川河川敷などで18、19日、熊を見たという市民からの情報が、市に相次いで寄せられた。河川敷では市職員らがツキノワグマのような黒い動物を見つけて撮影したが、捕獲はできなかった。市や飯田署などが注意を呼び掛けており、近くの小中学校の児童生徒らは集団で登下校をした。住宅街に近い場所での目撃のため住民には不安が広がった。
最初の目撃は、松川河川敷で18日午後3時半ごろ。市職員や飯田署員ら約100人が出て警戒した。午後6時半ごろには市職員らが河川敷の草むらで黒い動物を見つけた。爆竹で追い払おうとしたが、見失ったという。
19日は午前3時ごろ、河川敷から約500メートル北の同市羽場権現の路上で目撃された。市職員や地元消防団員ら約50人が警戒に当たった。
安全のため19日は、付近の小中学校4校の児童生徒約2200人が、集団で登下校をしたり、保護者らの付き添いを受けた。羽場権現の元山白山神社前では同日朝、飯田西中の教諭らが出て、集団で登校する生徒を見守った。
集団での登下校は、鼎切石の切石郵便局で12日に起きた強盗容疑事件で実施したばかり。母親たちからは「こうした対応をしなければならないことが続いて不安」との声が聞かれた。
(提供:信濃毎日新聞)





















