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topics 富士見町が「町民債」発行へ 雑木林の取得に向け

(2008年5月20日)

富士見町が取得に向け準備を進めている町役場近くの雑木林

 富士見町は19日の町議会全員協議会で、町が取得の意向を示している町中心部の5ヘクタール余の雑木林(通称・渡辺別荘地)について、取得資金の一部として公募の町民債を発行する方針を示した。雑木林は町外の所有者が今年、相続税として物納。町は自然公園として整備する計画で、町民に資金提供を呼び掛けることで、雑木林を身近に感じてもらう狙い。

 雑木林は、町役場の北西わずか約600メートルほどのところにあり、松やサワラ、モミジなどが生える。宮内庁で侍従長を務めた渡辺允氏の父で2005年に亡くなった渡辺昭氏が所有し、その後の所有者である渡辺氏の親族が物納した。矢嶋民雄町長は「自然豊かな『渡辺別荘地』は、富士見の人にとって親しみのある場所」としており、町は昨年12月の定例町議会で取得の意向を示していた。

 財務省長野財務事務所は6月2日まで、買い取りの要望を受け付けており、町は今後、同日までに買い取りの意思を書面で伝える予定だ。ただ、買い取り価格の決定は来年度、実際の買い取りは2010―11年度になる見通しといい、町民債の発行額、時期は未定。

 町は、この日の全協では雑木林の取得案件のみ非公開とし、正式に買い取りに乗り出すことを議員に説明。議員からは買い取り金額が高額になることへの懸念も示されたという。

(提供:信濃毎日新聞)

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