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entertainment 地元合唱とプロの合同ステージ 駒ケ根で7月演奏会

(2008年6月3日)
6回目の演奏会に向けて打ち合わせる赤尾会長(左)や兎束さん(左から3人目)

6回目の演奏会に向けて打ち合わせる赤尾会長(左)や兎束さん(左から3人目)

 上伊那の子どもたちにクラシック音楽の生演奏をプレゼントしている「アンサンブル信州in宮田を育てる会」は7月5日、駒ケ根市文化会館で今年の演奏会を開く。6回目の今回は、子どもを含む地元合唱とプロ奏者の合同ステージを初めて計画。会員らは「子どもたちのために新たな一歩を」と張り切っている。

 当日は午後2時から上伊那の小中学生1000人を無料で招待する演奏会を開いた後、午後6時から一般向けステージを開催する。いずれも、埼玉県や長野県で活動している弦楽器のプロ奏者でつくる「アンサンブル信州in宮田」が演奏。今回初めてクラリネットやホルンなど管楽器奏者も参加し、小編成のオーケストラでステージに立つ。地元合唱が加わる場面もある。

 バッハ作曲「主よ、人の望みの喜びよ」、マスネ作曲「タイスの瞑想(めいそう)曲」など、よく知られた曲を披露。メーンはモーツァルト作曲の「交響曲第四十番」の予定だ。

 育てる会は、宮田小校長だった中村栄三さん(67)=南箕輪村=が「大人が音楽によって子どもに文化を伝える活動を」と発案。知り合いに声をかけて活動の輪が広がり、前東京音大学長の兎(う)束(づか)俊之さん(68)が音楽芸術監督と指揮を務めている。

 「昨年まで5年続けることができた。その先は、聴く人を飽きさせない工夫と、地域に根差した活動に育てることが必要と考えた」と兎束さん。演奏の編成を大きくして新たな曲を披露できるようにし、地元合唱との演奏で「子どもたちに、プロの伴奏で歌ったという記憶の贈り物をしたい」と話す。

 運営費もこれまで以上に必要となる。今年から個人会員に加えて法人会員を1口1万円で募っており、育てる会の実行委員長、奥田憲一さん(60)=宮田村=は「趣旨に理解の輪を広げていきたい」と協力を呼びかけている。

 「宮田村にとどまらず、上伊那全体の子どもたちに本物を聴く機会を贈り続けたい」と同会の赤尾義道会長(54)=同。入場券は前売り3000円(当日3500円)で、宮田村民会館のほか、駒ケ根市文化会館、県伊那文化会館、飯島町文化館などで扱っている。

(提供:信濃毎日新聞)

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