食育を推進している松本市は29日、2歳までの孫がいる「おじいちゃん」「おばあちゃん」に対象を絞った「初孫食育教室」を市中央公民館で開いた。子どもの両親だけでなく、両親に代わって子どもの面倒を見たりする機会がある祖父母たちにも、食育に対する理解を深めてもらおう-と、初めて企画した。市内の女性17人が集まり、おやつの作り方や孫とのかかわり方などを学んだ。
市は、健康づくり課など食育に関連する庁内7課が中心となって、本年度から5年間の「市食育推進計画」を進めており、同教室もその一つ。子どもの定期健診を受けた母親から「祖父母が子どもを甘やかして、好きな物を食べさせてしまう」といった声があったため、教室の受講者を祖父母に限定して開くことにした。
この日は、市の管理栄養士が「おやつは3回の食事で取りきれない栄養を補うためにあると考えてほしい」などと、子どもにとってのおやつの位置付けを強調。その後、調理室で、砂糖の量を抑えたニンジンのパンケーキやホウレンソウの草もち、豆乳を使ったココアゼリーの計3品を作った。
1歳8カ月の孫がいる松本市神林の会社員宮嶋かよ子さん(54)は「孫に甘い物を食べさせないよう、娘から厳しく言われています」と苦笑しながら、「離乳食などは、なるべく手作りの物を食べさせたいですね」と話していた。
(提供:信濃毎日新聞)




















