飯綱町三水第二小学校の5年生10人は29日、地元の農家に教わりながら、田植えを体験した。児童は、泥んこになりながら、丁寧に苗を植えていった。
町が本年度から取り組む教育ファーム事業」の一環で、地域住民が「体験先生」となり、農業や郷土料理を教える。同校は、本年度のモデル校で、総合的な学習の時間を使い、1-5年生が米作りや野菜作りをする。事業に協力する住民16人は決まっている。
この日は雨の中、「体験先生」の6人が、「上から真っすぐに」など、田植えのこつを指導。一列に並んだ児童は「おもしろーい」と言いながら、約2アールの田んぼに苗を植え付けた。
田植えの後は、きな粉をまぶしたおむすびを味わった。住民が「きな粉の黄色は、収穫期の田んぼの色と似ている。豊作を願って、田植えの時に食べたんだよ」と説明。武井学君(10)は「おいしい。育つのが楽しみ」と話していた。
町は来年度から町内全4小学校で同事業を行う。子どもたちが農業や食への理解を深め、地域の生活文化伝承の担い手となることを期待している。
(提供:信濃毎日新聞)




















