立科町で例年8月に開く町民まつり「立科えんでこ」に今夏、「たてしな音頭」をよさこい踊り風にした「よさこい立科」が加わる。若者や子どもたちに親しみやすい踊りを入れてよりにぎやかにしようと、町や町内の団体でつくる町民まつりの実行委員会が企画。振り付け講習会がこのほど同町老人福祉センターであり、「乗りの良さ」が好評だった。
「よさこい立科」は、各地の踊りを「ご当地よさこい」にアレンジしている歌手の五家英子さん=栃木県=が企画。メロディーと歌詞は「たてしな音頭」と同じだが、テンポが速くなり、振り付けも鳴子を持って頭の上で振ったり、両腕を広げたりする動きが中心になっている。
講習会では女性を中心に約70人が参加した。ご当地よさこいを広めている五家さんの団体のメンバー3人を講師に、模範の踊りを見ながら繰り返し練習。1時間も経つとほとんどの参加者が覚え、曲に合わせ楽しそうに踊っていた。同町茂田井の中島明美さん(48)は「乗りが良くて楽しい。まつりでは地区の人と一緒に踊りたい」と話していた。
五家さんは2006年夏、同町郊外の白樺湖畔でご当地よさこいを通じたチャリティーイベントを開催。町社会福祉協議会に車いすを寄贈した縁でたてしな音頭を知り、アレンジを思い立ったという。
たてしな音頭は1990年の第1回町民まつりに合わせて制作。観光地や文化財などが歌われ、盆踊りに近い振り付けで踊る。まつりでは例年1000人余が踊るが、参加者が片寄る傾向にあり、今年のまつりは「よさこい」と「音頭」それぞれの踊りの時間を設ける予定。実行委事務局の町づくり推進課は「誰もが楽しめて例年以上に盛り上がるといい」と話している。
(提供:信濃毎日新聞)





















