去年くらいからワンピースが流行っていますが、「?」と思われる方も多いのではないでしょうか。なぜなら今までのイメージにある、ちょっとおしゃれしたい日に着るおめかしの“一枚着”では全く、ないからです。
そう、今のワンピースは、重ね着や組み合わせの工夫で、カジュアルに楽しみます。キャミソールなどのインナーでアクセントカラーをきかせたり、レギンスやジーンズ、スカートを重ねたり。ネックレスやストールを巻き付けるなど、何でもアリ!
若い人たちは“ワンピ”などと呼んでいますが、まさにコーディネートアイテムの一つとしての気軽なニュアンスが、出ている感じがします。
もちろん、大人の女性も取り入れたいアイテム。では、シーンに合わせた着こなしの工夫を、(1)-(3)の写真で説明いたしましょう。(写真はいずれも東武百貨店船橋店スマート・ピンクで)
写真(1) ストンとした形やすそがふわっと広がるものは、ルーズに見えないよう、ローウエストにベルトをして引き締めると、“着やせ”の上大人っぽい感じに。キャミソールはアクセントカラーにして顔映り良く、ストールやレギンスでカジュアル感を。ワンピースといっても元気な感じでしょう?
写真(2) スカートを重ねてエレガントに。ワンピースというより、ロングチュニックという感じですね。
写真(3) ジャケットを羽織れば、ぐっとシックになります。
このように、組み合わせ次第で、まるで雰囲気が変わるので、ただの一枚着という印象ではなくなりますね。
そして、ワンピースは楽!着心地はもちろん、スポッとかぶるだけでとりあえず様になってしまう。いつも洋服は“楽”だけを優先してはいけません!と言っていますが、楽でおしゃれだったら言うことなし。ウエストを締め付けないので、私は、車を運転する時にも出張や旅行にも、愛用しています。
それに、ワンピースは、何と言っても女らしいアイテム。久々に(若い時以来?)ワンピースを着てみたという人のうれしそうな顔! とても女らしい気持ちにさせてくれるようです。
おしゃれに関しては、誰しも若いころの価値観や美意識を引きずりがちなもの。でも、ファッションとは変わり続けるものなのです。少しずつでも軌道修正していかないと、気付いた時には、時代遅れになってしまいます。
例えば“シンプル”が好きな方は結構多いのですが、今の時代、シンプルな装いは主流ではなく、ただそっけなく見えてしまいます。オトナ世代がそれをやると、寂しく貧相に見えることもありがち。なので、オトナは色、柄、小物など“プラスアルファ”を味方につけた方が有利です。
お料理のことを考えてみて下さい。食材が新鮮なうちはあまり手を加えないシンプルな料理法でOKでも、ちょっと日にちが経ったら、ひと手間かけて煮込んだりスパイスをきかせたりと、料理法が違ってきますね。おしゃれも、オトナは過去の思い込みを捨てて腕をふるってみては?
(提供:信濃毎日新聞)





















