江戸時代の姿に復元された国重要文化財「小諸城大手門」の完成記念イベントが25日、小諸市の大手門公園を主会場に開かれた。式典のほか、門を建てた初代小諸藩主仙石秀久を描いた漫画「センゴク」の作者宮下英樹さんらのトークショーなどがあり、大勢の市民でにぎわった。
市や市観光協会、地元区などでつくる実行委員会の主催。式典ではテープカットに続いて、ほら貝が鳴って門が開いた。地元住民が来場者にもちをまき、完成を祝った。近くの健速(たてはや)神社のみこし練りや、ささら踊り、小室節も披露された。
トークショーは、宮下さんと信大人文学部教授の笹本正治さん、NPO法人「城郭遺産による街づくり協議会」(大津市)理事長の中井均さんが、仙石秀久や小諸城について語った。宮下さんは秀久について「若くして出世しながら没落し、その後再び命懸けで戦い、復活した姿に引かれた」と話した。
市教育委員会によると、大手門は慶長17(1612)年の建築とされ、高さ11メートル、幅13メートル。東日本で代表的な構造の大手門という。一度解体し、構造を確認できる享保5(1720)年の形に復元した。2階部分で資料を展示しており、午前10時-午後3時に見学できる。
(提供:信濃毎日新聞)




















