長野郷土史研究会朝陽支部は25日、同支部発足5周年を記念して企画展「庶民の祈り-朝陽地区の庚申講・念仏講」を朝陽公民館分室で開いた。
同地区の「庚申講」と「念仏講」は江戸時代から続くとされ、長寿や五穀豊(ほう)穣(じょう)、無病息災などを願い、1月に1度程度、各戸持ち回りで開かれていたという。近年は高齢化や生活様式の変化などで途絶えたり、簡素化したりしている。
企画展では、仏像や掛け軸、数人が輪になって座り、経を唱えながら回した大きな数珠、庚申塔の写真など計約100点を展示。支部会員が約1年間かけて住民から聞き取り調査をし、集めた資料だ。子どものころ親に連れられて講に参加したという小山明男さん(69)=同市石渡=は「地域の歴史を知るいい機会」と興味深そうに眺めていた。
同支部は集めた記録を何らかの形で残す方針。高原英男支部長は「地域を大切にした先人たちの願いを再確認して後世に伝えていきたい」としている。
(提供:信濃毎日新聞)





















