インターネットの掲示板を通じて見ず知らずの人々がたすきをつなぎ全国を走るイベントがあり、25日、アテネパラリンピックのマラソン全盲クラスで5位に入賞した佐久市の保科清さん(61)らが、上田市から長野市までの37キロを走った。
マラソンやジョギングの愛好者が集う掲示板で呼び掛けが始まったのは今年1月。3月1日、北海道を目指す「赤タスキ」と九州を目指す「青タスキ」が東京・日本橋を出発し、現時点で100人以上がランナーに名乗りを上げている。中継は掲示板で前後走者が日時や場所を打ち合わせ、主に土日にたすきをつないでいる。赤タスキが4月29日に県内入りした。
24人目のランナーの保科さんは、友人で会社員の古越三幸(みつゆき)さん(49)=北佐久郡御代田町=と上田市の信濃国分寺を出発。4時間かけて長野市篠ノ井の南長野運動公園に着き、長野五輪の聖火台前で、初めて対面する近くの教員小山正範さん(46)につないだ。
「今まで自分のために走ってきたけど全国のいろいろな思いをつないで走るイベントに参加できて光栄」と保科さん。小山さんは「責任重大。次の人にしっかり渡します」と話し、取りあえず自宅へ。「次はどこで誰につなげばいいのかな」と、さっそく掲示板に書き込んでいた。
(提供:信濃毎日新聞)





















