歌手で日本ユニセフ協会大使のアグネス・チャンさんが18日、「食と健康を考える-世界の食卓から」と題して長野市の県農協ビルアクティーホールで講演した。体験に基づき食や平和の意義を訴え、約450人が聞き入った。
17歳で香港から来日して36年になるというアグネスさん。「人は食べたものになる」という中国の例えに触れながら、食の大切さを強調。日本の焼きのりは「紙のようで初めは食べられなかった」と食文化の違いを感じたことも紹介し、「互いの違いを認め、尊重し合うことが平和の基本」と話した。
1998年の同大使就任以降、タイ、スーダン、イラクなどを視察。途上国で幼い子どもの死亡率の高さを目の当たりにした体験から「飢えが一番の問題」とし、世界的な食糧問題の解決の必要性を指摘した。
講演会は、長野市農業公社や青果物卸の長印(長野市)が出荷者の集いとして開いた。
(提供:信濃毎日新聞)





















